枕木で植栽部分の土留めを行っております。
玄関への通路はウッドブロックを使用しており、ウッドブロックサイドは、
コンクリート舗装に上に枕木を組んで土を入れております。
高木の樹木はアメリカハナミズキとイロハモミジです。
枕木を敷きのその上を通路としております。緑の樹木はチャボヒバで、
他の樹木が落葉したときは存在感がありますね。
コニファー類はスカイロケット・グリーンコーンなどです。
一番のうえの画像と比較すると樹木が少し大きくなっておりますね。
秋の景色ですが、落葉した時のことも考えた樹木の配置が大切です。
常緑が多すぎると、ちょっと暗い感じがしますし、落葉樹が多すぎると、
冬季間さみしい感じのお庭になります。
ワンダーランド、トンネルのあるお庭でご紹介したお庭です。
ウエーブを付けた板柵のまえに、コニファー類を植え込んでおります。
こうした芝生の広場にもコニファーはお似合いと思います。
手前の右側は、屋根からの落雪がありますので、
この部分は多年草の草花を植えた花壇のスペースとしてあります。
形のよい株立ちのシラカバがありました。(小窓の前です)
コニファーを数種選んで植え込んでみました。歩道にに面したところなので、
お住まいからはご覧にになれませんが、道行く人々を楽しませてくれるでしょう。
板囲いの内側は、お住まいと出入りできるテラスになっており、植栽もされております。
落葉後の景色なので少し寂しい気もしますが、彩りは感じてもらえると思います。
左の落葉した樹木は、赤い花の咲くヤマボウシ(サトミ)です。
一般的にヤマボウシの花は白ですが、このサトミという種類は薄いピンクの花をつけます。
花の時期が楽しみですね。
板囲いの前にはヒイラギ南天を寄せ植えしてあります。このヒイラギ南天も
季節によって葉の色が変化しますので、これも一層彩りを添えてくれるでしょう。
ご主人様がお二階の書斎から、緑を眺めたいというご希望がありました。
板囲いの中は、各種の配管が眼らされ、植栽すべきスペースがあまり取れませんでしたが、
たまたま、背の高いナナカマドがありましたので、その役目は果たせたと思います。
そのほかの樹木は、白い花をつけているにはシャラです。常緑樹としてはソヨゴ、
中低木には、春一番に黄色の花が咲く日向ミズキを植え込んであります。
コニファーはグリーンコーンとエレガンテシマを使用しており、低木はヒイラギ南天です。
ヒイラギ南天は、好んでよく植栽しております。南天は「難を転ずる」とも言われております。
季節によって葉の色が変化することと、秋には黄色を花が咲き、
その花の時期にいい香りの芳香を放ちます。
ただ、葉先が尖っているために、ふれるとちょっと痛さを感じます。
その点が問題と言えば問題ですが。
玄関入り口を覆うように、比較的大きな樹木を植え込んであります。
よく使う手法ですが、外へ緑があふれるような感じでよく植栽します。
陽射しにもよりますが、お住まいの真っ白い壁に樹木のシルエットが写ります。
玄関広場、中央には、コニファーの代表格「プーゲンストウヒ」が植えております。
玄関右側は奥様がバラを楽しまれるスペースとし、左側は菜園としております。
十字路の角なので、どちらからでも十分日が当たりますので条件は申し分ないと思います。
壁に映る木の枝を見ることができるでしょうか。落葉後なのであまり風情は感じられませんが、
風にそよぎながら、壁に映し出す樹形のシルエットは、少々幻想的ですよ。
左側コーナー部分は、菜園となっており、奥様のご実家のお父様が管理人だそうです。・・・
昔と、言っても最近の昔 ??? 庭の中にむやみに草花は植えないほうがよいと、
庭づくりの先輩に教えられましたが、
最近は住宅事情も変化して、庭自体の構成やデザインも変わっております。
庭の中には四季を感じられる草花や、多年草の植物の導入などはどんどん図られております。
知らず知らず季節を感じさせてくれる、草花たちは心を和ましてくれます。
落葉樹と常緑樹の植え込みの比率を(7対3)くらいで植え込むとバランスがよいと思います。
画像のようにシャラのような自然樹形の中に、コニファーのような樹形が整形されていると、
引き締まって見えます。冬季間葉が落葉したときのことも考えることがことが肝心です。
また、樹木の高さも大切です。高木・中木・低木をあまり偏らない形で使用することも大切です。
完成早々のお庭です。みどりが入るとお住まいが引き立ちますね。
遊具のあるお庭でご紹介したお庭ですが、グリーンコーンを周囲に植え込み、
生け垣のようにしております。
生け垣というと上部をきれいに刈り込み整形するのが一般的ですが、
そうした形で高くしてしまうと囲まれているような威圧感があります。
このような樹形の木はそうしたこともなく使い方も自然でいいと思います。
玄関入り口につながるアプローチ、みどりいっぱいです。
中央の黄色のコニファーはエレガンテシマです。樹形があまり乱れずに成長します。
ただ、コニファー類は大きくなるものもありますので時には強い刈り込みも必要です。
奥様はお庭いじりが大好きで、大事に丁寧にお世話していただいております。
晩秋、落葉樹がこのように葉を落としてからコニファーが存在感を表します。
コニファーの中にも秋になると葉の色が変化するものもありますし、
古い葉が赤くなり、落ちるものもあります。
このようにコニファーの樹種も変えて、高さも変えることによって、
奥行きが出てきて広がりを感じることができます。