肥料の3要素
肥料の三要素として窒素・リン酸・カリがあります。
それぞれの特性と効果は次の通りです。
1.窒素
一般的に葉肥といわれ、植物体の基礎となる蛋白質や葉緑素を構成するものです。
これが不足すると生育が極端に悪くなり葉も黄ばんで衰弱してきます。
多く与え過ぎると、ひ弱になり寒さに弱くなります。
2.リン酸
一般的に花肥とか実肥とかいわれ、生殖作用に大きな影響を与えます。
これが欠乏すると花つきや実つきが悪くなります。
3.カリ
一般的に根肥といわれ、植物体を丈夫にし病虫害の抵抗性が増し耐寒性がつきます。
根の発育に欠かせないもので、庭木には特に大切な肥料です。