花壇のあるお庭-4-レンガデッキと花壇・芝生のお庭  建築:五蔵舎

▼横手の初春の風景です。お庭になる部分には高く雪が積み上げられております。
この仕事に携わって気づくことは、半年間に近い季節を雪や寒さに耐え忍んで、
春を待ちわびるという気持ちは、暖地に住む方々には想像もできないくらい大きいと思います。

雪が消えると、お庭の片づけをして、花苗を求め、うきうきして植え付けをします。
そんな光景が、どこのご家庭でも見られるのも、長い冬の季節のせいでしょうか。

▼昨年12月の着工の予定でしたが、段取りがつかずに今春に伸ばしてもらいました。
春一番での工事でお約束しましたが、今年は異常なくらい雪の消えるのが遅く、なかなか取り掛かれずに、
秋田市桜の藤原邸のお庭を先に施工しました。

お住まいの建築は、これもまた五蔵舎さんです。
植栽前の風景ですが、今回はレンガデッキ、板柵等は五蔵舎さんの施工です。

▼だんな様のご実家の敷地内に建てられたお住まいです。
板柵をあまり高くしておらず、圧迫感はありません。レンガテラスと芝生の境目は枕木で仕切っております。
お庭の場合は、あまり平面的に仕上げるよりは、ある程度、高低差(段差)が合ったほうが見栄えがします。
ご長男の哲生ちゃん(保育園年長さん)のためのこいのぼりの竿(ポール)立ててあげました。

▼やはり、樹木は葉が出てないとちょっと寂しい気がしますね。
イロハモミジ・カエデ・シャラ・ヤマボウシの落葉樹にコニファー数本植え込んであります。
芝生の部分を広くしてお子様たちが遊べるスペースとしてあります。

レンガテラスには、木製のテーブル・ベンチを置き、バーベキューやお茶を楽しまれることでしょう。

 

▼芝生と植栽との結界に玉石を敷き並べてあります。レンガや木製の丸太を並べるという
工法もありますが、このお庭では違和感がなくベターだと思います。
奥様が、四季の草花を楽しみたいということで十分土壌改良して花壇を作ってあります。
花壇の中央には、アクセントを付けるためにハウチハカエデの線の細い株立ちを植えてあります。
これなら葉が出てからでも、草花の成長には支障ないもの思われます。

▼ご長男の哲生ちゃんです。お仕事もお手伝いしてくれました。
材料調達で会社に戻ったときに一緒に同伴し、
わたしが餅つきの臼(うす)で作った椅子でご満悦の様子です。

少し当方の(ヤラセ)もはいっています^^ 油圧ショベルにも一緒に乗ってくれましたよ。

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