【岩手県矢巾町 松本様邸】
小さなお子様たちがいらっしゃるので、「森の中」で遊べるような雰囲気を造ってみたいと提案しました。隣地との境界にはウッドフェンスで、囲う予定でありました。
雑木の植え込みと自然の山石をランダムに据え、お庭中央には芝生の広場を設け、お子様たちが走り回れるスペースにしてあります。
この場所が低かったため、客土を大型ダンプで四台も入れております。
ダイニングや窓の位置を確認しながら、前面道路からの視線も考慮しながら、樹木を植栽しております。
玄関方向に少しかぶさるようにイロハモミジを植え、根元には宿根草など、あしらい季節を感じられる雰囲気を造ってみました。
お庭後方、両サイドはウッドフエンスで囲い、樹木の緑にマッチングする様相です。
保育園から帰られたお嬢ちゃんが、張られたばかりの芝生に、水やりのお手伝いしてくれました。
かわいいですね。ご兄弟で駆けまわる姿が想像できますね。
ペットのワンちゃん「紋次郎」こと「もんちゃん」もいます。
お庭の樹木たちの成長とお子様の健やかな成長が楽しみです。
樹木の配置には樹高、落葉樹、常緑樹のバランスを考え,配植しております。
芝生以外(黒い)の部分にはご家族で山野草などを植え、楽しんでもらうスペースとしてあおります。
よく使う手法ですが、お住まい側にこうして大きめの樹木を植えこみます。
手前(近景)に、大きめの樹木を植えることで、奥行きが感じられるのです。
また、ウッドフエンスの手前(遠景)には背の低い樹木を使います。
少し、専門的ですが遠近法の活用です。
お庭と敷砂利との縁切りは自然石で土止めを行い、砂利の飛散を防いでおります。
この位置の後方には枕木で縁取りした菜園もあり、お子様たちとキッチンガーデンも楽しめます。