和モダンのお庭 建築:五蔵舎 三種町八竜 清水様邸 投稿者: sasayasu2010年5月3日2020年8月11日五蔵舎 【三種町 清水様邸】 お住まいは和風とも洋風ともとれるたたずまいです。 清水様は老舗の佃煮店を営まれておられます。お住まいと店舗との間には、 事務室があり、そこは大きな窓で中庭が一望できます。 ▲▼事務室から中庭の様子です。 あまり広くないスペースですが、リビングから外へ出られるタイルデッキも設けられております。 ▲カメラの位置が悪かったせいで中庭の植栽の様子がよく見えませんので残念ですが、事務室からの施工後です。 ▲リビングからの中庭、着工前の様子です。 リビングからは手前のタイルデッキが広いためにお庭全体が広く感じられます。 ▲施工後の様子です。落葉樹・山取りのハウチワカエデ・トネリコ・コナラ・低木にミツバツツジ・ヒラギナンテン花木としてシャラ・それぞれの彩りを感じられる下草も植えられております。 ▲タイルデッキにでての着工前の様子です ▲敷き砂利で流れ表現しております。ポイントには鳥海石を配し、スナゴケで土の流れを止めてあります。まもなく、下草のギボウシやフウチソウが鮮やかな彩りを見せてくれるでしょう。中央の常緑樹は、ソヨゴで名前の由来は風に(ソヨソヨ)なびくところからつけられたとか。秋には赤い実をつけ楽しませてくれます。 ▲事務室反対側・お住まい玄関側から眺めた様子です。デッキ側の樹木はコナラです。紫色の花木はミツバツツジで春一番に紫色の花を付けます。同種類のもので白い花のものもあります。落葉するツツジで和洋どちらのお庭にもよく植えられます。 ▲タイルデッキにつながる通路の部分です。お庭の着工前はタイルデッキまでアスファルトの舗装をしておりました。これだけスペースだけでも石で段をつけて、お庭につなげると広く感じられます。手前の樹幹しか見えない樹木は、ツリバナです。秋には赤とオレンジの実がつき、かんざしのような風情を楽しめます。板塀の外にもお庭が・樹木があふれているかのようにして植え込んであります。 ▲板塀の内側はスナゴケ・砂利で流れ、鳥海石を配して和風っぽくしてありますが、外側はお住まいの玄関にあわせて、コニファーの低木をあしらい洋風っぽく仕上げております。 ▲お住まい玄関側の全景です。樹木が、まだ芽吹いていていないのでちょっと寂しいですが、まもなく淡い緑で楽しませてくれるでしょう。玄関右側の樹木はヤマボウシの赤い花の種類で「サトミ」といいます。