【岩手県二戸市 上戸様邸】
岩手県二戸市 新築なさったばかりお住まいです。
3月上旬、下見に伺った時の状況です。いつもの年より雪が多いということでした。
広大な敷地は、お車のフロント前方にある大きな木までつながっております。
庭の作り手としては、これだけの敷地があったらもう少し後方に下げて建てられたらとも、
思いましたが。
樹木がまだ芽吹かない完成まじかの景です。
隣地との高さ(1,3m)のある境界には鳥海石で土留めの石積を行っております。
コンクリート擁壁(0,7m)も薄めの鳥海石で同様に組んであります。
後方の大きな木(ケヤキ)も借景となって、奥行きを感じさせてくれますね。
コンクリート舗装にはランダムな文様をつけ、 玉竜の目地でアクセントをつけてあります。
これらの鳥海石は長年取引のある、川越工業(株)秋田県にかほ市から納入運搬されたものです。
芽吹きがまだなので、ちょっとさみしいですが、プライベートゾーンを樹木たちがグリーンなカーテンをつくってくれるでしょう。
後方の大ケヤキが存在感がありますね。
板戸はお茶室の躙り口で、男鹿石で制作したオリジナルの灯り灯ろうも設置しています。
お茶室前は、飛び石に杉苔。
樹木は左からミツバツツジ、おおいかぶさっているのはツリバナ、右はシャラ。
中央の花鉢もアレンジしてあげました。灯り灯ろうの配線が気になりますね。
手前のモミジの巨木と後方のケヤキたちもロケーションとなります。
モミジの枝葉が上からかぶさって、「庭の番人」の役目を果たしているようですね。
後方のケヤキも見事にお住まいをグレードアップしてくれていますね。
右手前はカツラの株立ち。