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樹木の芽吹きが楽しみです。 建築:五蔵舎 秋田市桜 藤原様邸

【秋田市桜 藤原様邸】

今春は天候が不順でなかなか作業がはかどりません。
今回のお庭は春一番のお仕事です。

▼秋田市、桜小学校の近くのお宅のお庭です。
お住まいの建築は、いつもお世話になっております。五蔵舎さんの施工です。
現場の打ち合わせには、五蔵舎さんの岩野社長にも立ち会ってもらいました。
あらかじめ植栽スペースを不整形に確保してあります。

秋田市桜 藤原様邸

▼春一番のお仕事です。
まだ、落葉樹が芽吹きをしていないので、ちょっとさみしい気もしますが、
まもなく、淡い新緑矢、それぞれの彩りをを楽しませてくれるでしょう。

落葉樹は山取り木のハウチワカエデ、トネリコ、それに奥様がご希望でありました、
姫シャラ、ピンクのかわいらしい花をつけるシモツケ。それに、ギボウシ・フウチソウ・
アジュガなどの、葉の色の移ろいや季節を感じられるものを植え込んであります。

秋田市桜 藤原様邸

▼手前の樹木は、山取り木のハウチワカエデで、線の細い樹幹が風にそよぐ姿を
想像するだけで楽しくなりそうです。
駐車スペースには、コンクリート舗装の縁切りをエラステック(軟らかい物)にするために
玉竜を使ってあります。無機質なものに濃い緑が映えますね。

秋田市桜 藤原様邸

▼一番上の画像と比べてみると、本当に樹木、緑がお住まいを引き立てますね。
常緑樹としてはウラジロモミ、コニファー類では、エレガンテシマ・ブルーヘブン・フィレアオーレア
花の咲くものとしては、ヤマブキ・キンロバイ・芳香を放つヒラギ南天。
植栽部分とコンクリート舗装との土留め部分には玉竜を使用しています。

秋田市桜 藤原様邸

▼画像には出ていませんが、左のカーポートおくには奥様のお望みの菜園を設けてあります。
もともとは粘質系の地盤でしたので、剥ぎ取って、黒土と山砂を(山黒)混合したものを畑土としております。
隣地との視界を和らげるためのポイントとして、 ハナミズキ・カツラの株立ち・最近人気樹種のカシワバアジサイ・
奥様が、実のなるものがほしいとのことでしたので、病害虫の被害の少ないブルーベリーを植えてあります。

秋田市桜 藤原様邸

完成して間もないお庭ですが、奥様が日々の水やりなど大変よくお世話してくださっております。
常緑樹は日増しに緑を濃く、落葉樹は暖かさとともに萌黄色の葉を楽しませてくれることでしょう。
また、ギボウシやフウチソウなどの芽だしも楽しみですね。

スギゴケのある和風のお庭 建築:五蔵舎 秋田市S様邸

【秋田市 佐藤様邸】

佐藤様ご夫婦は、本格的な和風庭園をお望みでした。
実は、はじめて打ち合わせにお邪魔したとき、
お二人が「角館に行った時に、すごく気に入った庭を見てきた」とのお話でした。

とてもセンスがよく京都あたりの職人が造ったのではないか、とも話されました。
本当に気に入ったご様子でした。

しかし、それは食事したお店の庭だったと言うではありませんか。
私も、角館でも庭を作庭したな・・・・そして、それは食事のできるところだった・・・。

もしかして???

恐る恐るお食事をされたお店の名前をきいたら、なんとなんと
「しちべえさん」だと言うではありませんか。

いや、ほんとうにびっくりでした。

[角館しちべえさん]
ブログにも載せてありますが、当社で施工させていただいたお庭でした。


【秋田市 佐藤様邸】
佐藤様邸のお庭です。

東北の「家づくり」マガジン リプランにも掲載されました。

奥の燈篭はご主人がご実家からお持ちになった古いものです。

【秋田市 佐藤様邸】

佐藤様ご夫婦
完成直後の記念写真です。

【秋田市 佐藤様邸】

このときは、まだ竹垣(建仁時垣)は設置しておりませんでしたね。
このあと、建仁寺垣を設置いたしました。

芝生と砂場のあるお庭 建築:五蔵舎 秋田市S様邸

【秋田市 S様邸】

正面の樹木はシャラ(沙羅双樹)別名 ナツツバキ
手前に大振りな木を植えることによって遠近効果が応用され、敷地が広く見えます。

秋田市 S様邸

芝生と敷き砂利の間に、何かしら縁切り(境界)を
設けないと芝生が敷砂利のほうへ繁茂したり、
砂利と交じり合って乱雑になります。

また、敷き砂利の下には除草シートを使用すると、
雑草の発生を抑制できます。
あまり、安価なものは抑制できません。

秋田市 S様邸

芝生の中にアクセントとして敷石を配置。

お子様のための砂場。

奥には小さいながらも、枕木で囲った家庭菜園があります。
縁切りの縁石は御影石を使用しております。

秋田市 S様邸

 

秋田市 S様邸

大谷敷石と和庭の苔むす露地  建築:五蔵舎 秋田市手形山 谷内様

五蔵舎㈱さんの外構工事のお手伝いです

高台にあり、なお、またその上にあるといった、たいへんロケーションのよいお住まいです。
階段に大谷石を使用し、自然の持つ風合いをかもし出しております。
裏庭につながる通路を、和庭の露地風にできないかとの岩野社長のご提案でした。


秋田市手形山 谷内様
▲階段・玄関アプローチにも同様の大谷石が張石として、施工されております。
秋田市手形山 谷内様
▲施工中

裏庭のデッキ(濡れ縁)とクツヌギ石の配置です。

秋田市手形山 谷内様
▲裏庭にと続く鳥海石の自然石の園路

左の樹木はシャラ

秋田市手形山 谷内様
▲目地の部分には「スナゴケ」や「玉竜」を泥はねも防ぐこともできます。
秋田市手形山 谷内様
▲玄関前には小さな築山を設け、杉苔で覆い落差のある高低の土留めも兼ねております。

植栽は玄関前に、「難を転ずる」という南天を植え込んであります。

自然な雑木風の空間のお庭 建築:五蔵舎 秋田市N様邸

【秋田市 N様邸】

秋田市 N様邸
玄関前のヒイラギ南天です。

南天は「難を転ずる」と言われ、縁起物として良く植栽されます。
四季によって葉の色が変わり、黄金色から紅葉しますが、常緑樹です。
花は黄色で、芳香も放ちます。

秋田市 N様邸
中央の大きな樹木は、イロハモミジで、お住まいのシンボルツリーとしています。

葉があまり大きくなく秋の紅葉はすばらしい。
シャラや山取りのトネリコが植えられております。
玄関のアプローチはわざと段差をつけミガケ石の石畳の階段してあります。
(注)トネリコ 別名アオダモともいう。
木肌に斑点があり風情がある。初夏に白い花が咲き実をつける。
材は硬く家具材、バットの材料としても知られている。

秋田市 N様邸
左の樹木はシャラ(夏椿)沙羅双樹(さらそうじゅ)ともいう。

樹幹がすべすべして美しい 初夏に白い花をつけるががすぐにに落ちてしまう。
落葉樹で秋の紅葉も楽しめる。
花の寿命が短いことで人の人生にもたとえられている。平家物語にも記述されている。

カーポートと道路より見た全景

緑があるとお住まいが映えますね。

秋田市 N様邸
落葉樹と常緑樹の割合を7対3 6対4位としています。

落葉樹が多すぎると冬季間殺風景になります。
また常緑樹を多くしすぎると重苦しい感じがします。
根元に四季それぞれに咲く草花の存在も心を癒します。

秋田市 N様邸
右側の樹木はソヨゴといいます。現在最も人気のある樹種と言われています。

自然樹形で仕立てられ、秋には赤い実をつけます。
風にそよそよなびく様子が「そよご」の名に由来しているとのことです。
中央の低木はアジサイです。アジサイの花も風情があっていいですが、
余り大きくしない管理が必要です。

秋田市 N様邸
玄関右側の樹木はヤマボウシです。左はイロハモミジです。

ヤマボウシは5月中旬 枝先に白い花をつけます。種類によっては赤い花をつけるものもあります。
秋にはイチゴのような実もつけます。果実は甘く食することもできます。
乾燥してリースの飾り付けに使用することもあります。
紅葉もきれいですが、スス病の発生がしやすいのでマシン油などの防除が必要です。

自然な雑木風の空間です。

ヤマボウシがシンボルツリーのお庭 建築:五蔵舎 横手市十文字町 I様

【横手市十文字町 I様邸】

横手市十文字町 I様邸
玄関前のアプローチ

レンガ積みの曲線でつなげ、
玄関入り口が直接見えがくれにしてあります。
植栽樹木は、ヤマボウシ トネリコ シャラ(夏椿)ハウチワカエデ
常緑樹としてコニファーを使用してます。

横手市十文字町 I様邸
車庫前からの全景です。

左手前の樹木はブナを植えてあります。ブナの新緑もいいですが、
冬季に褐色の葉が少し残り、木枯らしに耐える姿も風情があります。

横手市十文字町 I様邸
中央のシンボルツリーはヤマボウシです。

手前はイロハモミジの株立ちを植えてあります。
芝生はコウライ芝。


横手市十文字町 I様邸

カーポートよりの低木はハウチワカエデです。
葉はイロハモミジより大きいが、秋の紅葉が特にすばらしい。


横手市十文字町 I様邸

I様邸のお庭は施工後1年未満のお庭ですが、
樹木全体が緑鮮やかに生き生きしておりませんか。
樹木は移植によって根が切断されたり、土壌条件の変化により
根付くまで当分の間元気がなくなることがありますが、簡単な方法で
緑鮮やかな樹木や植物を育てる方法があります。
後日お知らせします。

お住まいの建築設計は
住まいの工房「五蔵舎」
電話:018(836)5526
FAX:018(836)5527
秋田市広面字樋ノ沖53-3